骨格診断やパーソナルカラーを受けても「変わらない」と感じるあなたへ。新しい扉を開く5つのご提案

「自分に似合うものを知って、もっと素敵になりたい！」

そんな思いで骨格診断やパーソナルカラー診断を受けたのに、なぜか思ったように変われない、かえってファッションが難しくなったと感じていませんか？

• 診断結果通りの服を着ても、なんだか垢抜けない…
• 「似合う」と「好き」が違いすぎて、何を着たらいいかわからない…
• 理論は分かったけれど、自分のワードローブにどう活かせばいいの？

もし一つでも当てはまるなら、診断結果を少しだけ横に置いて、新しい視点を取り入れてみませんか？診断はあなたを縛るルールではなく、魅力を引き出すためのヒントのはず。ここでは、ファッション迷子から抜け出し、心から「これが私！」と思えるスタイルを見つけるための5つの提案をご紹介します。

提案1：「顔タイプ診断®」で、印象の決め手を知る

人の印象を最も左右するのは、実は「顔」です。骨格診断がスタイルアップの理論、パーソナルカラーが肌を美しく見せる色の理論だとすれば、顔タイプ診断®は、あなたの顔の雰囲気に調和するファッションのテイストを導き出す理論です。

「似合うはずの服がしっくりこない」場合、その原因は顔の雰囲気と服のテイストが合っていないことにあるかもしれません。

• 例えば…
  • 骨格ストレートでハリのある素材が似合うはずなのに、どこか硬く見える。→ 顔タイプがソフトエレガントやフェミニンで、柔らかな雰囲気が得意な可能性があります。
  • パーソナルカラーがスプリングで明るい色が似合うはずなのに、幼く見えてしまう。→ 顔タイプがクールやクールカジュアルで、大人っぽく洗練された雰囲気が得意な可能性があります。

骨格やカラーという「身体」の軸に、「顔」という新しい軸を加えることで、似合うものの解像度が格段に上がり、あなたの魅力が最も輝くテイストが見つかります。

私も骨格ストレート×顔タイプフェミニンなのでカッコイイだけで選ぶのは苦手です。
なので、かっこいいパンツの時にはジャケットより女性らしいカーディガンの方がハマりやすい♡

提案2：「似合う」の呪縛から離れ、「なりたい自分」を主役にする

診断結果は、あくまで客観的なデータの一つ。ファッションの主役は、いつだって「あなた自身」です。本当に大切なのは、「どう見られるか」よりも**「自分がどうありたいか」**という視点ではないでしょうか。

一度、好きな雑誌の切り抜きや、憧れの有名人、素敵だと感じる人の写真をコラージュボードなどに集めてみましょう。そこに現れるのは、あなたの「好き」が詰まった世界観のはずです。

• 「好き」と「似合う」の融合点を探る
  • **テイストは「好き」**を選び、**素材や形は「似合う」**を取り入れる。
    • 例：クールなファッションが好きだけど、骨格ウェーブ。→ 光沢のある素材のライダースや、ハイウエストのパンツで重心を上げるなど。
  • 色は「似合う」を顔まわりに、「好き」な色はボトムスや小物で楽しむ。

診断結果は、あなたの「好き」を諦めるためのものではなく、あなたの「好き」をより素敵に着こなすためのヒントなのです。

提案3：ヘアスタイルとメイクをアップデートする

洋服を変える以上に、人の印象を劇的に変えるのがヘアスタイルとメイクです。

• ヘアスタイル
  • 顔タイプに合った髪型（前髪の有無、長さ、カールの付け方など）になっていますか？
  • 髪のツヤはありますか？（パサついた髪は、どんな素敵な服もくすませてしまいます）
  • パーソナルカラーに合ったヘアカラーになっていますか？
• メイク
  • パーソナルカラーに合ったコスメを使えていますか？特に眉の色は重要です。
  • なりたいイメージ（優しい、知的、華やかなど）に合ったメイクができていますか？
  • TPOにあったメイクになっていますか？

ファッション、ヘア、メイクは三位一体です。トータルでバランスを見ることで、驚くほど洗練された印象に変わります。

提案4：「なぜ似合うのか？」本質を理解し、応用する

「骨格ストレートだからVネック」のように、結果だけを鵜呑みにすると応用が利きません。大切なのは、「なぜそれが似合うのか？」という理論の根っこを理解することです。

• 骨格ストレート → なぜVネック？ → 上半身に厚みがあり、首が比較的短い傾向があるため、胸元を開けて縦のラインを作るとスッキリ見えるから。
  • 応用： Vネックだけでなく、シャツのボタンを2つ開ける、ロングネックレスを着ける、なども同じ効果が得られます。

理論の本質がわかれば、診断結果にないアイテムでも「これは重心が上がるから得意かも」「この素材は身体のラインを拾いすぎないから大丈夫」といったように、自分で判断できるようになります。

提案5：信頼できるプロに伴走してもらう

診断を受けて終わりにするのではなく、その結果をどう活かすか、具体的な実践までサポートしてもらうのも非常に有効な手段です。

• ショッピング同行
  • プロの視点で、あなたに似合う服、手持ちの服との着回し方などを具体的に提案してもらえます。今まで手に取らなかったような、新しい発見があるかもしれません。
• ワードローブ診断
  • 手持ちの服を活かしたコーディネートの組み方や、買い足すべきアイテムを教えてもらえます。

一人で悩まず、信頼できるアナリストやスタイリストに伴走してもらうことで、診断結果が腑に落ち、日々のファッションにスムーズに落とし込めるようになります。

骨格診断やパーソナルカラーは、あなたの魅力を再発見するための素晴らしいツールです。しかし、それに縛られすぎて、おしゃれを楽しむ気持ちを忘れてしまっては本末転倒です。

診断結果を「100%守るべきルール」ではなく、「自分を輝かせるためのヒント」として、柔軟に取り入れてみてください。そして何より、ご自身の「好き」という気持ちを大切に。

その先にきっと、心からファッションを楽しみ、自信に満ち溢れたあなたの姿が待っているはずです。